ども。サソ男です。
モーニングアタックって知ってますか?
朝、起きたての時間帯にアレルギー症状が顕著に現れる状態の事です。
ダイダロスアタックみたいな名前ですけど、漫画じゃありませんよ。
秋口になってからと言うもの、朝のくしゃみ、鼻水、目のかゆみがすごい・・
春先にやったレーザー手術はどうしちまったんだ(涙目
来年度は補助金出るのかしら・・・そんな時は予算を見る!
「こどもみらい(こどもみらい住宅支援事業)」もそうですが、
どんな支援制度も来年度に同等の補助金制度が施行されるのかは関係者以外には全く分かりません。
困ったもんだ。
本来は「あればラッキー♪」なのですが私にとっては“無いと無理”なんです(涙
ただ、全く見通しが立たないかと言われればそういうことでもありません。
大事なのは“予算”です。
会社でもそうですが、来年度にやりたいことはあらかじめ今年度中に決めておくものですよね。
それによって予算も決まってきます。来年度の予算要求状況がわかれば来年度の方向性が掴めてくるのです。
私としては「補助金事業主の来年度予算要求が今年度より上昇、又は変わっていないのであれば、同じような補助金事業も継続される可能性が高い(名前や条件は変わるかもだけど)」と推測しています(希望的観測
では実際に見ていきましょう。まず「こどもみらい」ですが、これは国土交通省の事業です。
なので国交省の予算編成を見ましょう。お金の出所を把握することが大事です。
まずは今年度(R4年度)の予算概算要求を拝見しますと・・・
https://www.mlit.go.jp/page/content/001420386.pdf
2.社会経済活動の確実な回復と経済好循環の加速・拡大
P5.(2)2050 年カーボンニュートラル等グリーン社会の実現に向けた施策の展開
(a)ZEH・ZEB の普及や木材活用、ストックの省エネ化など住宅・建築物の省エネ対策等の強化
たぶんこの辺が高性能住宅に対する補助金に関係してくるのではないかと思います。
そしてこの項目の予算要求額は [1,384 億円]
続きまして、次年度(R5年度)の予算概算要求を拝見しますと・・・
https://www.mlit.go.jp/page/content/001498738.pdf
2.経済社会活動の確実な回復と経済好循環の加速・拡大
P5.(2)脱炭素社会の実現に向けたグリーントランスフォーメーション(GX)の推進
(a)ZEH・ZEB の普及や木材活用、ストックの省エネ化など住宅・建築物の省エネ対策等の強化
カテゴリは少し変わりましたが、実施名は今年度と同じ名前で予算要求されてました!
ちなみに要求額は [1,303 億円]
んげっ!!ちょっと減ってる!
でも額としてはそこまで大きな変化はなく、しっかりと同様の予算を組んでいることは分かりました。(若干の安心材料にはなるのかな・・・?)
ただまぁ・・・そもそもこれに補助金が入ってるなんてわかりませんし、
そもそも今回の「こどもみらい」は令和3年度も4年度も補正予算で賄われていますので
実際のところは6月あたりから施行されるまで全くわかりませーん!
カーボンニュートラルを推進するはずの国を信じましょう(笑
そもそも「こどもみらい」だけじゃない!
さて大事なのはここから。
そもそも住宅支援の補助金制度は「こどもみらい」だけではありません。
ある工務店に行ったときのことです。
サソ「こどもみらい(補助金)を使いたいのですが・・」
店「うちではグリーン化補助金が使えますのでそっちで行きましょう」
サソ「え、こどもみらいとは違うんですか?(焦)」
店「最大で140万の補助金が出ますよ。でも今年度はもう終わってしまいました。
恐らく来年度も継続されるので、それまで待てるのであればとてもお得です。」
サソ「なんだって・・・っ!?(サソ男に電流走る)」
・・・・なんとなく名前は知ってましたが、まさかここまでとは。
さっそく調べました。
グリーン化補助金(地域型住宅グリーン化事業)
http://chiiki-grn.jp/
要約すると、
地域に根差した工務店や関係業者の協業グループが高性能住宅の建設に取り組む場合に補助金を出し、中小の林業、流通業、加工業、建設業を支援する。
※工務店が元受けとなる工事のみが対象
とのことです。
こどもみらい補助金と大きく違うのは、補助金の支給先が施主ではなく工務店です。
(実質、補助金支給する分を建築費から割り引いてね。ということです。)
ただ新築をする施主側からすれば、こどもみらいと支給条件はあまり変わりません。
- 長期優良住宅認定を取得 → 最大140万円
- ZEH認定を取得 → 最大140万円
- 認定低酸素住宅を取得 → 最大80万円
https://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_001079.html
・・・というか額で言ったらこっちが良いですよね?
特に高性能住宅をウリにしている工務店の場合、標準仕様でZEH基準は上回っていることがほとんどですので、(まともな工務店なら)単純にこの金額の割引が効くと思います。
さらに蛇足ですが宮城県の場合、県産木材を一定量躯体に使って新築をする場合に補助金が出ます。これに対応している工務店であればもっと負担が減りますね。
一方でデメリットもあります。この補助金、毎年申請数が非常に多いとのことで
10月あたりで予算満額に達してしまうとのことです。
→11月から補正予算の追加(?)があるというお話がありました。
ただ私の方ではやはり来年の交付を待とうかなと思っています。
そのため遅くとも9月辺りには工務店と契約しておかないと心配です。
一方“こどもみらい”はまだまだ予算枠が余っているとのことですので、そちらは今から申し込みしても大丈夫です。
(8月末時点で予算1142億円に対して実施額432億円と約3割程度しか使われていません
→ https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/assets/docs/issuance_status_aug.pdf)
あとは工務店によっては大手メーカー程のスピード感がない場合があります。
今年から初めてグリーン化事業に取り組むというところもあるでしょうから、担当者が書類申請に手間取ったり、申請に不備がある可能性もあります。
補助金や高性能仕様の実績がある工務店なら安心して任せることができるでしょう。
と言うわけで、しばらくボケーっとしていたサソ男ですが、また前向きに家づくりを検討していきたいと思います。
営業さんのリップサービスには負けないゾイ!
ではまた次回。