<三十四日坊主>北海道旅行にて『こ、これはっ』と感じたやつ 3日目

ども。サソ男です。

前回の続きです。

まさに富良野成分 “element”

突然ですが今回の富良野旅の目標は『ゆったり過ごすこと』です!

(もうすでに自転車でボロボロなんですけどぉ・・・)

2泊目の宿は富良野らしい “のんびりした” ところを探し当てました。

それがこちら!

ふらの element 様

2017年に新築したようで、外も中もまだまだピカピカ!

全体的にモダンなデザイン、かつ随所に自然素材感があるため田んぼの中で目立ちます。
ただザ・ホテルという雰囲気でもなく隠れ家みたいなワクワク感がありますね。

ご夫婦二人で経営されてることも相まって、せわしない感じが全くせず
まさに「ゆったり」を体現できる宿だと思いました。
(チェックイン後に外に出たらご主人が犬の散歩をしておられました 笑)

それでは中へ、、、、
ナチュラル志向のカウンターの横にはラウンジがあります。
大きなガラス張りの窓と屋根まである吹き抜けでとっても開放感があります。

二階部分には大きな梁が2本走っていて力強さを感じさせます。
梁渡しってかっこいいですねぇ~~

さらに2階には畳スペースもあり、本棚には旅行ガイドなども置いてあり
ゆったりした時間を過ごせました。

このクッションはシュールで良き(笑

今回選んだのは2階のDEER(スーペリアツイン)のお部屋

ここもまた天井が高―――い!!

(ぶっちゃけ寝るときは少し不安になるレベルでした 汗)

この部屋にもゆったり要素がありますよ。

畳スペースでしょ~

それからミニバーカウンターも!
バルミューダのケトルがとてもオシャレ!!!
用意されているコップにもこだわりが感じられました。(コースターまでオリジナル・・)
※ちなみにこのミニバーのテーブル、1枚板の大変素晴らしいものなのですが
 端っこがとても鋭利です。うっかり頭ぶつけたら簡単に切れますよ。

そしてなにより

窓からのこの景色!

電柱や小屋はありますが、林など大きく視線を遮るものはありません。
車も遠くを走るせいで騒音がなく、まさに ド田舎 心の故郷!!

富良野にしかないかと言われればそんなことはないですけど、
このホテルから見るこの景色は格別ですね。
時間の流れがスローになるのを実感できました。(コーヒーが旨い!)

圧倒的な平穏と静寂

さてさて、まるでキャンプのように早く寝たのですぐに朝を迎えます。
ああ、朝日がまぶしい!!
早速朝食へ・・・と行きたいところですが、せっかくいい天気なので散歩してみました。

と・・・・・・

こ、これはっ!!(サソ男に電流走る)

畑しかねええええーーーー!!

心が満たされるーーーーー!!!!!(歓喜)

先ほども言いましたが、決して富良野にしかない景色ではありません

ただ、天気が良い朝に、『起きてすぐこの場所に立てることの贅沢
とでも言いましょうか。人の気配もなく、喧騒もない。
朝食の準備をする必要もない。(これが大事)

何にも急かされることなく、この風景を味わえること。圧倒的な平穏と静寂
まさにこれが『ゆったり過ごすこと』ではないでしょうか。
(ちなみに部屋、ラウンジ共にテレビ、ラジオ、BGMすらありません。)

しばらく散歩して戻ると朝食の時間でしたのでそのまま座席へ。

パン、キッシュ、サラダ、フルーツ、ジャガイモのポタージュ(ほぼ富良野産)

1枚板の美しい木の机に、健康的なメニューが並びます。
決して豪華ではないけど、精神的な開放感からかいつもより美味しく感じます。
ただこの黒味がかったパンは忖度なくめちゃくちゃウマかったです!!

いや~~~去るのが惜しい・・・いい旅夢気分です。

正直、ここに来るなら高価ですが2階の部屋をオススメします。
あと騒がしいことを好まれる方は恐縮ですが遠慮していただきたいです。
2人か3人でスロウな時間を過ごしたい方、是非来てみて下さい。

オーナー夫妻もお優しく、安心して過ごすことができました。
大変すばらしい場所でした。ありがとうございました。

ホテル情報

部屋数: 全四室(1階スタンダード2室、2階スーペリア2室)

宿泊した部屋: スーペリアツイン(DEER)一泊通常17,600円(朝食付)

   ※1 element様では夕食を提供しておりませんので、
      市街の食事処を利用してください。
      また、是非オーナー夫妻にオススメを聞いてください。
      ちなみに私は事前に調べてワインハウスに行きました。
      その際は行きだけですがシャトル運送してくれますよ。
      帰りはタクシーとでしたが(ワインハウスから約1200円)
      elementと伝えればすぐに通じました。

   ※2 夜間20:00~はオーナー夫妻が隣の自宅に帰られます。
      なので御用のある場合は受付の電話番号でお伝えください。

部屋設備: 冷蔵庫、ドライヤー、WIFIなど、一般的な設備は揃ってます。

風呂: 各部屋にシャワーはついていますが、ここの推しは
    貸し切りの大きな桶風呂です。
    16:00-23:00で1時間区切りで予約でき、45分間利用できます。
    ちなみにご主人イチオシのお風呂ですが、
    私(177cm)ですら湯船は大きく、一人では寂しかった(笑

   ※ お風呂場の利用時にはくれぐれも貴重品に注意してください。
     利用管理はだいぶ緩かったような・・・鍵かけられたっけ?(汗

総括して一つ気になることがあります。
冬、寒くないのかな・・・・

青い池よりも十勝岳に感じるファンタジー

さて、ここからが旅路のスタートです。(まだかよ
3日目は美瑛~旭山動物園~札幌という大移動な工程です。
では早速美瑛の青い池へまいりましょう!!

美瑛の青い池!すごいですね!!青い!!!綺麗!!!!

ソフトクリームも青い!食べたい!

けど、外国人観光客の団体がわんさかいて店にすら入れませんでした(泣
みなさん、ついにインバウンドが復活しますよ・・・
行きたいところには早く行っておくことをお勧めします。

そんな青い池を後にし、ここからが個人的な目標スポット

『十勝岳 望岳台』

を目指します。

ずーっと山道を車で登っていきますが、
途中、クロスカントリースキーの練習と思われる集団に遭遇。(15人ぐらい)
道路のスペースを広く取るので「うおーあぶねー!!!」と思いつつ、
「こんな勾配をスキーで登んのか・・スタミナ化け物かよ」と尊敬しました。

そうしてついに展望台駐車場に到着、そこから少し山の方へ5分ほど歩きます。
(それなりに大きい石もゴロゴロしてるので革靴、ハイヒール、NGです)

こ、これはっ!!(サソ男に電流走る)

ぬおおおおおおおおお!!!!

山がそびえているっ!!!(伝わんないだろうけど・・)

雲で山頂が隠れているのですが、圧倒的な大きさに立ちすくみます。
あの雲の元にたどり着くには何時間歩けばいいのか・・と
ロードオブザリングのワンシーンを思い出します。

1作目“旅の仲間”にて、中盤で旅の仲間が集まり指輪を捨てに出発するのですが
その直後、みんなで霧吹き山脈を越えようとする俯瞰ショットを思い出すんです。
まだ旅が始まって3分も経ってないのに
「この山を徒歩で越えんの!?」っていう絶望感がありました。

十勝岳を目にするとそんなファンタジックな気持ちになるんですよね。
この山の先には何があるんだろうという冒険心も湧き立ちますし。(・・ません?)

そして振り返ると・・・・

ふぁーーーーーーーーー!!!

眼下に広がる北海道!!
こちらもまた圧巻の一言!!!(伝わらないから行ってみて!!!)
山ってすげえなぁ・・・・
駐車場までは車で来れて、たった5分足らずでこの絶景を拝めます。
私のイチオシスポットとなりました。

ちなみに、火山のようでシェルターも完備していました。
また登山道としてもしっかりと機能していますので、
入山する際はかならずここで記帳を済ませてください。

去り際に撮った写真ですが、
なんか黒い雲が下りてきてて少し恐ろしかったです・・・
今ここで噴火したらと思うと・・・やっぱ山ってすごいわ。

十勝岳情報 https://www.town.biei.hokkaido.jp/emergency/tokachidake.html

というところでまずはここまでです。

ではまた次回。

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