グリーン化は終わった。次はLCCM補助金だ!

ども。サソ男です。

ゴールデンウィーク中は頑張って片づけました。
父親の助けもあってとてもスムーズに片付きました。・・・が
ムダに頑張ったせいでその後2週間ほど体調悪くてシんでました。

私は体力が無い男なんだと痛感します。あーーー鍛えなきゃーーーー

その後の補助金事情

衝撃の前回の後、自分が動けなかったのもあって先日やっと工務店と打合せできました。
結論としては現状の私たちの建築構想では『グリーン化補助金』だと、

補助金額 120万

ということになろうとのことでした。
やはり例の「グリーン化補助金」は今年度を持って打ち切りされる可能性が高いです。
そうでなけりゃ“こどもエコすまい補助金がデフォで、グリーン化補助金でそれを増額なんてみみっちぃこと言わないでしょうし。

「来年度はこどもエコに一本化するけど、さすがにグリーン化から一気に60万ぐらい補助額減ったらカワイソウだからせめてこどもエコに最大40万上乗せで批判をかわそう。(でも最大額上乗せできるとこなんてほぼ無いけどねw)」

って言われてるような気がして心穏やかではなかったです。

前回も述べましたが、こどもエコ補助金はただでさえ交付対象範囲が広いです。

『新築戸建て、新築分譲(マンション等)、リフォーム』が対象です。

それに加え、補助金制度は去年の11月から始まっています。
執筆時(5月26日現在)の交付状況は42%でした。
新築の場合は「基礎完成」が交付要件なので、とにかく急がなければなりません。
補助金はとってもアテにしてますので万が一にも交付されなかったらオワル。

救世主LCCM

と、まあ焦り気味だった私たちですが、工務店から思わぬ提案が。

「LCCM補助金を使う方向で行こうかと思います。恐らく要件満たせるので。
こっちだと140万円です。」

なななんと!!!

まあグリーン化に比べれば20万しか変わらない。
だけどそもそも160万で考えてたんだから大きな違いですよこれは!

是非!!お願いします!!!!!

・・・・・・とまあ興奮気味でお願いしたのですが、LCCMって?
また調べることが増えましたね。

私のこれまでの勉強範囲でのLCCMのイメージは

「エネルギー収支がマイナスの家」

と言う認識です。パッシブハウスではないけど、太陽光ガン積み!消費電力めちゃ低!
みたいな、いわば高級物件。高嶺の花子さん。
・・・・・・なので改めて調べてみました。
簡単ですがSAKSAK社様の解説が分かりやすかったので引用させていただきます。

LCCM住宅整備推進事業とは?補助金やメリット・デメリットを解説

私なりに要約すると、
ZEHが一般的になりつつある昨今ですが、LCCM住宅は

住宅性能はZEH(居住中のエネルギー収支がほぼ0)

建物建築から解体までのCO2排出量までもがトータルゼロ

 (つまり居住中のエネルギー収支がマイナスになる)

ということだろうと思います。

「自然エネルギーで作った分が、建物解体までに使用したエネルギーよりも大きい」

という考え方なのですかね。

LCCM住宅の補助金の要件

さて、御託はともかくどうすれば140万円の補助を受けられるのかが大事ですよね。

LCCM住宅整備推進事業 概要 https://lccm-shien.jp/index.php/outline/

募集要領 https://lccm-shien.jp/wp-content/uploads/2023/04/r5_1_youryou.pdf

住宅性能については6個の要件を満たせばよいのですが、補助対象費用が少しわかりにくい。

設計費は見積もりにも記載されているから明確にわかるけど、
もう一つの要件「補助対象工事の掛かり増し費用」ってなに?
先ほどのSAKSAK社様のブログによると、つまるところ「掛かり増し費用」とは

LCCM住宅にするために一般的な住宅仕様から高性能仕様にした分の『差額』

とのことだそうです。パッと思い浮かぶのは、

  • トリプルガラスに変更
  • グラスウールからフェノールフォームに変更
  • 付加断熱を追加

みたいな感じでしょうか。
ただ費用に関してはシロートの私にはまったくわからないのでお手上げです。
工務店様を信じますとしか言えません(汗
ただ最近はZEH住宅が基準となりつつあるので、一般住宅の基準が上がりきっていない今しか通用しない結構グレーな部分かなとも思います。
そもそも建設業者によって標準仕様は違いますし、仕入れの得意不得意もあるでしょうし、住宅性能UPって青天井ですからね。。。。

我が家は適用されそうなのか?

間取りもろくに公開できていないのに何言ってんだって感じですが、
一応、現状の打合せ段階で我が家の性能値は

Ua値:0.4以下  C値:0.7程度(通気口塞がずに)

という予想だそうです。
建築予定の仙台市は国交省の断熱地域区分によると
「4地域」ですので、ZEHの評価基準(Ua値0.6以下)は確実に満たしています。
仙台で4地域だなんて温暖化を感じますね・・

というわけで性能値は問題なさそう。だけど気になるのは他の要件です。

  • ③  再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量
      (「その他一次エネルギー消費量」は除く)から 25%以上の
      一次エネルギー消費量削減。
  • ④  再生可能エネルギーを導入(容量不問)。
  • ⑤  再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量
      (「その他一次エネルギー消 費量」は除く)から
       100%以上の一次エネルギー消費量削減。

我が家はQセルズの太陽光パネル約6kw(15枚)を載せることを計画しています。

なので④はクリア。

③は「太陽光含めないエネルギー消費量が基準値の25%以上削減されていること」

⑤は「太陽光の発電量が消費量と相殺もしくは上回ること」

と言うことだと思いますが、これは燃費計算していただかないとわかんないですね(汗
これも工務店様を信じるほかありません(2回目)

きっと大丈夫・・・・!!

LCCMのデメリットはここ。(業者様側は大変ですよね・・・)

補助金って、ぶっちゃけ消費者からすれば

やったもらえた!!!!

・・・・ってか貰えて当然じゃない?(フンス

終わり

じゃないですか(笑
でも我が家の場合。LCCM認定を目指すにあたり先方から言われたことは

「LCCM補助金を使うか、グリーン化補助金を使うかで・・・・

“1~2か月”ぐらい工期が違います。LCCMだとそのぐらい延びます。」

えええええ!!!

正直、これまでの想定では
2024年12月~1月に母屋完成で引っ越し。
同年4月に外構工事、と思っていたのでこれはなかなか想定外の提案でした。

これがデメリット1「書類作成量が多く、審査期間がとても長い」

加えてデメリット2「LCCM補助金の実績がある工務店が少ない」

(お願いした工務店は6年ぶりだと言っておりましたが、、大丈夫なのか?)

ZEHだけでも大量の計算書や部材の仕様書が必要だと思われますが、
LCCM認定はさらに必要書類の量が多いそうで・・・・・
さらに事務局の書類審査と認定までに必要な時間が長くかかるため、

“工事期間は変わらないけど、そもそもスタートが遅くなる。”

ということが発生するそうです。

まあ20万のためだ。仕方がない・・・・

・・・・・・・・・・・いやちょっとまてよ。

私たちのような賃貸住みにとってはかなり痛手ではないか!?

2カ月分の “家賃” + “光熱費” + “家財保管費”
しかも引っ越し費用も4月に近づくにつれ一気に増額。
なんだかんだで10万円程度変わってくるのでは。。。

まあそれでも結果的には有利になりそうですが・・
グリーン化補助金とLCCM補助金の比較でメリットを言うならば

  • LCCM認定受けたっていう優越感!(笑
  • 着工までの時間が長いことで内装に時間が割ける
  • LCCM補助金は認定に時間が掛かるので競争率が低い(補助の確実性が高い)
  • “私たちの現状では”補助金額が20万円高い

と、こんなところで妥協するとしましょう。

ここまで書いといて、んで時間かけといて結局出ませんでしたとならないように

私たちは工務店様を信じるだけでございます。(圧

ではまた次回。

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